ちくわはおつまみにすればソロ飲みはハッピッピ。
その穴を覗けば、ぼやっとしか映っていなかった遠くのものがピンポイントで見えるような気になるし。
横っちょに小さな穴を開けてみれば笛になって吹いてみれば気分が高揚するっていうのも聞いたこともあるし。
柔らかくて体に当たっても痛くないから紐をつけてヌンチャクの練習なんかにもいいと思う。やらないけど。
とにかく美味いし安いしどこにでも売ってるし。覗いてヨシ拭いてヨシ、アチョーつって振り回してもヨシ(だめです)ちくわって優秀なんです。
はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。ビール担当編集長阪口ゆうこです。
今日も元気にソロ飲み!からの招かれざる客が乱入という心温まるお話。
夜ご飯のメニューが揚げ物。という日には、必ずケチ根性が降臨する。
油を一回で廃棄したくない。その気持ちでいっぱいになる。で、とにかく揚げられるものをキッチンで捜査するという流れになる。「揚げられるものはねえが〜揚げられてえヤツはいねえが〜。」そういう時にちくわがいると必ず連行されので、我が家が買うちくわは9割9分9厘揚げられてる。
カットします。
「味が安定しない」で有名な阪口ゆうこ特製の、目分量甚だしい小麦粉と青のりと水を混ぜた衣をまとわせて。
ジュジュジュのジュー
浅い揚げ油に落としていく
ここいらで嗅覚を刺激されますから、自分の心に素直におビールを召喚。
本日は、どことなくスモーキーなコクを感じるオリオンビールの75BEER。数量限定ビールなんだとか。先週から近所のスーパーの入り口付近で山積みで「数量限定謳ってんだよ!買ってくれ」の圧が凄かったことはここに書いておこう。
そんなソロ時間を楽しもうとしている時に夫が帰宅。
料理をしながら、そしてつまみ食いながらビールを飲むのが炊事係の到達点。そう豪語してきた私なので、彼は帰宅していちばんに目にするものがビールを飲んでヘラヘラしている妻でも驚かない。逆に飲んでないと具合が悪いのかと心配する。熱測れとか言うし、病院行く?とか聞いてくる。私をどんな人間だと思っているのか。
とにかく夫は私よりも磯辺揚げ狂なので、食べる飲む食べる飲む。
1個か2個だけ食べてあとは食卓に出そう。という計画は潰れ、夫婦で全てを平らげてしまった。しかしこれも日常茶飯時である。
「ちくわっておでん以外で食べたことない。」と、我が子たちが言うのは、こんな風に食卓に出される前に親の胃の中にビールと共に吸収されるから。
冷蔵庫にあるのは頻繁に見るのに食卓に出ることがない、彼らにとってちくわは幻の食材なのである。
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コメント
磯辺揚げ久しぶりに食べたくなった…
どこ行ったら食べられるんやろう…(切実)
磯辺揚げ、ちくわがプックリしている揚げたてが最高❤︎ 読んでいて食べたくなってきました^^