【本】懐かしさにたっぷりと浸る読書

さおり【本】

小さい頃からひとり時間大好きのパート主婦。
本があれば退屈知らず。本との出会いも、点と点が繋がるように。
時間があれば書店に出没。
積読を作るのが得意です。

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読書 コラム
読書

寝る前の読書が至福の時間。でも毎回寝落ちして本が顔に降ってくる…

【本】担当のさおりです。

ひとり時間、満喫していますか?
今日は最近読んだ本と、そこから繋がった本を紹介します。

最近読んだ本は益田ミリさんの『おとな小学生』
エッセイとコミックの部分がある短編集なので、少しずつ読み進めることができた一冊です。

益田ミリ『おとな小学生』 【ポプラ文庫】

益田ミリさんといえば、代表作で映画化された『すーちゃん』シリーズ、ドラマ化された『僕の姉ちゃん』などのコミックエッセイが有名です。

ほっこりしたイラストが可愛く、短いお話なのでさらっと読みやすいです。

何気ない日常の中にある、小さな出来事や考えていること、感情が丁寧に描かれていて、台詞や添えられている言葉にハッとさせられる。

そんな作品が多くあります。

そんなミリさんの思い出の絵本と共に、彼女の小さい頃の思い出や抱えていた気持ちが綴られています。

読んでいると、心の奥底にある、すっかり忘れていた幼い頃の感情や、小さな記憶の断片が蘇ってきて、懐かしい気持ちになれました。

そして、この本の中で、国語の教科書に採用されている物語について触れられているのを読んで、「教科書に載っていた話、読みたい…」という気持ちにもなりました。

そこで思い出したのがこちらの本。

『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』
『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作再び』

『もう一度読みたい教科書の泣ける名作』『もう一度読みたい教科書の泣ける名作再び』【学研 教育出版編】

本の帯の【「ごんぎつね」のラストを覚えていますか?】という問いかけに、「そうそう、いい話だったよねー」と、思わず手に取ってしまいました。

収録作品のラインナップも、懐かしさ全開!

収録作品

知らないお話がありますが、地域によって採用している教科書の出版社が違うから。ちなみに、私は『光村図書』でした。しかし、知っているお話でも、どんな内容だったかまでは覚えていないものばかりで新鮮な気持ちで楽しめます。

お子さんのいらっしゃる方の中には、【音読の宿題】で「自分も習った!」と懐かしいお話と再会した経験があるのでは?

私の娘が小学生の時にもあった、音読の宿題。家事をしている横で、国語の教科書を声に出して読み、

・大きな声で読めたか
・スラスラと読めたか

…などのチェック項目が書かれている表に、音読を聞いた家族が◎◯△を記入し提出するのですが、正直、毎日の事でしっかり聴いてあげられなかった日も。

ある日、「今日から”スーホの白い馬”を読むよ」と娘が言いました。「スーホ‼︎ お母さんも習ったよ」と、家事をしながら耳を傾けていると、内容を忘れていただけにどんどん惹き込まれて、家事をする手が止まるほど、真剣に聞き入ってしまいました。

モンゴルの大草原が舞台、『「馬頭琴」という楽器の起源を伝える物語。

スーホと白い馬の深い絆、やるせない気持ち、永遠の友情…クライマックスでは涙し、読み終わるとスタンディングオベーション‼︎

娘がこの物語を初めて読む日だったということもあり、つっかえないように、一生懸命に読んでいる娘の声も相まって、感動的な音読時間となりました。そんなエピソードも加わって、『スーホの白い馬』は今読み返しても泣きそうになるお話の一つです。

私は、新学期に新しい教科書が配られると、真っ先に国語の教科書を開いて、気になったお話を読むのが楽しみでした。しかし授業では、段落に分けて「これは何を言いたいのか」など、内容を深めていく作業になると途端につまらなく感じてしまって。

大人になった今、そんなイロイロを取り払って読んでみると、純粋にお話を楽しめたり、新たな発見があったりして面白いですよ。

今回のコラムでは「泣ける」名作について書きましたが、『スイミー』や『くじらぐも』、『くまの子ウーフ』も大好きなお話でした。

あなたの記憶に残る、教科書のお話はありますか?

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コメント

  1. スーホの白いうまっっ!
    涙無くして読めないあれですね😭
    わたしは不真面目な小学生だったので、国語の時間は教科書をずっと読んでました。
    先生の話を聞かずにw

    • わかります! 私も授業に集中出来なくなると、教科書の、まだ習っていない面白そうな話をこっそり読んでいました〜

  2. 懐かしい〜当時は何にも考えずに読んでたなぁ(笑)今は涙なしでは読めない名作ですね!

    • 習った当時は、純粋にお話として読んでいなかったのかも…
      今なら泣けます!

  3. うちの娘は、「悲しい話は読めない」とスーホの白い馬とずっとずっと大好きだよは、音読放棄してました📕

    • 確かに… 感受性が豊かな子は、読むのもツラくなりますよね🥲

  4. なんのにおいでしょう、これは
    城ばたでのせたお客さんに話しかけられました

    朗読?暗記?みたいなのやったからまだ言える笑
    白い帽子、大造じいさんとガン、やまなし…

    教科書もらったら全部読む!わかる!
    ムスメの教科書毎年楽しみにしてたもの❤️

    そして誰も覚えてない「特殊ガラスの種類の話」
    だれかわかってくれへんかなー…

    • 暗記したものは身体に染み込んでいますよね!
      クラムボンのやまなし、懐かしい…
      子どもの教科書も、読みたくなりますよね😁
      「特殊ガラスの…」は残念ながらわかりません…
      調べたけれどヒットせず。とっても気になります🤣

  5. くじらぐも、子どもたちの学習発表会の演目でした。懐かしいなぁ!
    教科書じゃないけど、くまのこウーフ♡小学生の頃読んで、今も手放せない1冊です♡

    • くじらぐもは、今も子どもたちが習っているようで嬉しくなりました♪
      くまの子ウーフ、さとみんさんも持っているんですね♡ 嬉しい‼︎
      今回書ききれなかったんですが、私は教科書で習ったんです。
      食べ物の描写が美味しそうで、未だに思い出す大好きな本なので、本、持ってますよー

  6. 豆太はなきなき走った…
    「モチモチの木」が忘れられません

    • モチモチの木、有名だけど私は習っていなくて、娘の音読で知りました
      忘れられないフレーズですよね😌

  7. 今まさに息子が【スイミー】音読しています。
    小学生だった私が音読していたものを子どもが読むなんて・・その時点でうるうる。
    小学生のときに好きだった内容は、今でもはっきり覚えているものですね^_^

    • スイミー、お子さんが習っているタイミングだったんですね✨ 子どもの音読で懐かしい話とまた会えるのは嬉しいですよね☺️ 内容をはっきり覚えていることも共感です♪

  8. どうしても泣いてしまうのは、「かわいそうな像」と「ごんぎつね」。動物の命が人間の都合で失われることが辛すぎて。

    • かわいそうな象は絵本で読みました
      読む度に胸の奥がギュッと痛くなります
      上野動物園に行くと、このお話を思い出します

  9. 子供の頃には、なーんも感じなかったお話も、大人になって改めて読むと、いろんな感情が湧き出ますね〜あー私も大人になったなぁ🤭笑

    • いつの間にかオトナになりましたね😆
      涙もろくもなり、ちょっと読んだだけでもすぐに涙してしまいます…

  10. スーホー。スイミー。クジラ雲。この3つは我が子達の小学校合唱発表会で劇みたいな感じでありましたよぉ~🎵次男が先日小学校を卒業しましたので…🤭余計に懐かしく沁々しちゃいました。

  11. わーっ☺️発表会の思い出にもなった作品たちですねー✨
    特にこの3つは、長く教科書に載っていて、沢山の人に馴染みのあるお話ですね😌
    スイミー、くじらぐもは、私も授業の中で役を振って劇みたいにやった記憶が蘇ってきました! 

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