はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。【そろソロ】編集長でミニマリストの阪口ゆうこです。

ただいま人生を小休止しております。
読めません
突然ですが、昨年末あたりから文字が読めません。
具体的に言えば100字とか一発で理解できません。
全体を見て漢字が多いと、読む前に一発発狂します。慣用句やら難しい言葉を多用していると、白目剥きます。
何回も何回も同じ文章を目で追って、噛み砕いて考えて、それでもわからない時もあります。超ポンコツです。
書けません
それに伴い、書くのも困難を極めています。書いては頭を抱え消し…を繰り返しています。ええ、今も。
でも、今の下手くそな文章のまんま思いの丈を書き殴るのもいいかもしれないです。
後から駄文を見直して、「今はいいおもひで」と愛でられるかもしれない。
ということで、読み書きについて「NO編集」で書きたいと思います。
メンタルをやっちまってからでも読めるおひとりさま時間のお供の本たちです。以下。
最後のおでん
北大路公子先生のエッセイです。
読んだ後に何の感情も残りません。
ただただ薄ら笑いが残るだけです。
なんでこの方には、こんなにいい温度の「難」が起こるんだろう。と、羨ましくなります。
えーとえーとえーと
まさかのこの一冊しか読めてません。
ウケるぅまた書きますね。ぷー
二週間前の私へ、未来の私からの手紙
改めまして。
はじめましての方もそうでない方もこんにちは。【そろソロ】編集長でミニマリストの阪口ゆうこです。
いや、正確には上のコラムを書いた「二週間後の阪口ゆうこ」です。
さて、二週間前の私よ。
あなたの書いたコラムを今読んでみましたが……申し分なく病んでますね。
いや、当事者だから知ってるけど、客観的に見ると思ってた以上にキテる。
読み返してみると、「文字が読めません」「書けません」と言いながら、めちゃくちゃ一生懸命書いてるのがわかる。
そんなに辛い中で、言葉を紡ぎ出していたのか。
今、私は少し回復して、こうしてまた読み書きができている。
でもね、ひとつだけ問題がある。
この病み期の記憶が、薄れそうなのです。
人間って、痛みや苦しみを忘れる生き物らしいくて、この時期の気持ちも忘れそう。
ありがたいことなんだけど、時には「忘れちゃいけない感覚」もあるんじゃないかと思うのです。
だから、あえて書いておこう、病み期の自分に伝えたいことを。
まず、病み期の私は「読めない」「書けない」と言ってたけど、泣きながらでもちゃんと読んでるし書いていた。
「難しい言葉に白目剥く」とか言いながら、ちゃんとエッセイを手に取って笑えていた。
つまり、全部が全部ダメになったわけじゃなかった。
どんなにしんどくても、「薄ら笑いが残る状況」を作っていた。
そんな自分を、誇りに思う。
忘れたくない感覚
週間が経ち、私は少しずつ回復してるけど、あの時の「辛い」「苦しい」って感覚が薄れてきてる。
でも、同じことを繰り返さないために忘れちゃいけないと思う。
・「読めない」「書けない」状態になるほど追い詰めるな。
・一冊だけでも読めたことを、もっと誇れ。
・「ぷー」とか言える余裕があった自分を忘れるな。
つまり、私は完全にダメになったわけじゃなかった。
だからこそ、未来の私は「また病んだとき」、このコラムを読んで「そっか、前もこうだったけど、戻ってこれたんだ」って思い出せるように、こうして書いておく。
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