夫の通勤経路で非日常を味わう

みなさん体調はいかがですか？

夏が始まったばかりなのに暑すぎますね。

7月のとある日。【妊活担当】さののは友人に会いに一人で神戸まで向かいました。その道中、頭に思い浮かんできたことを本記事で披露したいと思います。

（写真は、私の中での「非日常」のイメージです。）

題して「パートナーの通勤経路を利用しながら感じたこと」です。

お先に結果からお伝えします。

心があたたかくなり、感謝の気持ちが湧いてきました。

妊活中の方も、妊活に関わっていない方も、自分の心がいっぱいいっぱいになりそうなときには、家族や大切な誰かの日常を体験してみてください。気持ちが変わりますよ。

私の夫が通勤で利用しているルートを使って、友だちに会いに行きました。

友だちと会う約束をした神戸までは、自宅の最寄り駅から往復2時間の距離。JRの普通電車から新快速に乗り継ぎながら夫の日常を味わいます。いつもなら必須のイヤホンはこの日つけませんでした。現場の臨場感を耳でも全力で感じるために。

道中の記録

以下は、人混みを避けたくて普段は徒歩か自転車で移動している私が、電車で移動した感想です。

1 最寄り駅

最寄り駅のホームは屋根の幅が狭くて、日差しが降り注ぐんだな。

出勤時に家から10分ちょっと歩いて駅まで向かい、ホームで熱い太陽を感じながら汗だくになっている夫の姿が目に浮かぶ。

2 乗換

乗換で利用する新大阪駅。室外機などの熱気の中、約10分ほど列に並ぶのはなかなかの苦行。人の多さだけでも体力が奪われそう。新快速で新大阪から席に座れるかどうかで、その日のモチベーションは変わるんじゃないかな。

3 夏の風と産物

新快速で途中から隣に乗ってきた男子学生。学習塾のうちわを仰ぎ涼をとる。風向きにより私の方にも涼しさをシェアしてくれるけれど、オプションで汗の香りもつけてくれた。ありがとう。君もがんばっているんだね。

4 帰りの三ノ宮駅

友人と解散して三ノ宮駅のホームで帰りの電車を待つ。

まもなく電車が到着というところで「火災発生」のアナウンスが入る。

幸い予定通りの電車に乗って帰宅することができたけれど、もし帰りに電車が遅延すると疲労感はマシマシだろうな。電車が遅延した日はビールを差し出してあげよう。

5 感謝のきもち

妊活あるあるで「私ばっかり」という感情がふと出てくることがあります。

投薬や治療でホルモンが乱れ、自分でも理解できない気持ちやカラダの変化もあります。頭の中は自分のことでいっぱいになりがちだけど、私の知らないところで夫もがんばっていたり、大変な思いをしたりしているんだと思うと「いつもありがとう」という気持ちが湧いてきました。感謝ができると、なんだかホッと心があたたかくなります。

LINEで「いつもこんな通勤をしてるなんて頭が下がります」と感謝のメッセージを送りました。
返事はスタンプだけだったけど。家に着いてからは、直接話して日々の感謝を伝えることができました。

一緒にいると、なかなか気づくことができない相手のことも、ひとり時間で発見できたりするんですよね。